1級土木施工管理経験記述　解答手順や記述テーマを予想！

私は、現役の1級土木施工管理技士の管理職として、建設業界を20年ほど経験しています。

もしかすると、あなた様より先輩かもしれません（笑）

1級土木施工管理技士は、公共事業やインフラ整備に欠かせない国家資格です。

建設業の人手不足の問題から、今後、益々の需要が見込まれています。

2次試験対策として、これから紹介するノウハウが少しでもお役に立て頂ければと思います。

三姉妹パパ

1級土木施工管理技士は国から技術者として認められた証♪

第2次検定試験は、土木監督者としてふさわしいか判定される最終試験です。

令和3年から外国人でも受験しやすいよう、問題にふりがな表記されるなど国家試験ならではの配慮が見られます。

その後、出題に大きな変化は見られませんので、傾向さえ掴んでしまえば短時間で学習することが可能です。

これから第2次検定試験に1発合格できた経験記述を紹介したいと思います。

三姉妹パパ

ズバリ！第2次検定試験のメインは経験記述

経験記述では、話の展開や書き方など決められた型があり、この方法さえ守れば高得点の経験記述を書くことができます。

私の場合、経験記述をプロの添削改善し、記述に自信がつきました。

当日の試験はパーフェクトに近い高得点だったと思います。

経験記述をプロ目線で評価してもらうと、自信になりますよ。

2次試験　経験記述の解答例・作成手順

1級土木経験記述　解答例の作成手順です。

上記のような作成手順で経験記述を記載できれば合格できるでしょう。

ここで、各項目をどのように記載するのか確認していきましょう。

工事名

• 工事名には、契約で従事した名称を記入します。
• 土木工事に該当しない造園工事や建築工事は記入してはいけません。

発注者名

• 発注者名には、契約で発注した名称を記入します。
• 元請けの場合は国土交通省、◯◯県、◯◯市となり、解答例のとおり下請けの場合は◯◯建設となります。

工事場所

• 工事場所には、契約で工事をした場所（住所）を記入します。
• 住所が分からない場合は契約書等で確認しておきましょう。

工　期

• 工期には、実際に契約した期間を記入します。
• 和暦・西暦どちらでも良いようです。ただし、他に記載の際は、（R or 令和）どちらかに統一しましょう。

主な工種

• 主な工種には、実際に契約した工種を記入します。
• 契約した工事で、自分が記述しやすい工種を選びましょう。

施工量

• 施工量には、施工した数量を記載します。
• 契約書と変更した可能性もあるため、施工量を数値で示せるように準備しておきましょう。

立　場

• 工事現場においてあなたが携わった立場を記載します。
• 会社の役職とかではなく、施工現場での立場を記入してください。
• その他の例として、現場監督、現場代理人、主任技術者、現場主任などがあります。役職や肩書きが合否判定に影響することはありませんので、事前に確認しておきましょう。

三姉妹パパ

現場経験の情報は丸写しOK！

これらの情報は、受注された情報を会社で確認すればすぐに分かりますので、事前に確認しておきましょう。

つづいて、次の題目に解答していきます。

○○管理で特に留意した技術的問題

1. ○○で留意した技術的な問題を記載していきます。
2. ここでポイントは技術的なという点
3. 現場管理において、技術的に〇〇のような問題があり、安全管理に留意したという文章で終わらせます。

問題を解決するために検討した内容と採用に至った理由

1. ○○の問題をどのような手段で解決に導いたかを記載します。
2. 〇〇のような問題があり、○○の対応を検討したと技術的用語を入れて、解決に導いた方法を記載していきます。
3. 例文として２～３つ程の事例を記載すると良いでしょう。

現場で実施した対応処置

1. 対策検討した結果の行動を記載していきます。
2. ここで重要なのが技術用語
3. ○○の課題を○○のように解決し、安全管理に留意した現場対応を行ったという文章で終わります。

三姉妹パパ

経験記述で重要な事は問題をどんな手段で解決したか明確にする

○○管理の経験記述ポイント

○○管理の経験記述を記載するポイント

経験記述をプロの目線でアドバイスをもらえる！

上司や同僚より、プロ目線のアドバイスが好評

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三姉妹パパ

プロになるにはプロの力も必要かも！

2次試験　R５年 記述問題のテーマを予想！

過去６年の記録では、品質管理と安全管理が交互に出題されています。

令和５年の予想としては、安全管理で間違いなし！

三姉妹パパ

１つに絞るにはリスクがありすぎますから、柔軟に対応できるようにしましょう

予想外の経験記述テーマが出題された場合の対応策

私が実地試験を受験した時のお話です。 経験記述の問題を開くと「仮設工」の出題でした。

「何だ、この問題!?」 実は、まったく予想も用意もしていなかったので、一瞬頭の中が真っ白になりました。

試験会場では、ため息をついた人もおり、眠りについた人もいました(笑)

このような「予想外」の出題に対応できるように、自分の現場経験を整理し、どんな 出題でも対応できる準備が必要となります。

デミングサイクル『 P ・ D ・ C ・ A 』 という法則です。

P・D・C・A とは 

• P(Plan)どのように工事を計画したのか、
• D(Do)どのように工事を実施したのか
• C(Check)どのように工事を検討したのか
• A(Action)どのように工事を処置したのか 

このように、PDCAに沿ってあなたの現場経験を思い浮かべる訓練をしましょう。 

あらかじめ整理しておくと、予想外の問題に対応することができます。

【おすすめ】経験記述をプロ目線で採点してもらい一発合格！

経験記述は型に当てはめる事が重要だとお話ししましたが、文章展開の流れの表現も大切です。

自分の文章を他人に評価されたことはありますか！？

経験記述を見てもらえるとすると、上司か同僚かもしれませんが上司や同僚は正当な評価ができるでしょうか！？

そこでお勧めするのが、プロによる経験記述の監修です。

施工管理技士・受験対策通信講座「独学サポート事務局」は第三者なので、忖度（そんたく）なく評価をいただく事ができます。

独学サポート事務局の料金体系

基本サービスである7点が9,800円で受講することができます。

1. 推薦教材の案内
2. 受験対策10資料
3. サポートサービス（質問メールなど）
4. 記述添削サービス
5. オリジナル冊子（合格を勝ち取る11のポイント）
6. 過去問題ファイル（直近10年間）
7. 模擬試験

そのほか、２つのオプションがあります。

1. 作文作成代行
2. 厳選教材セット

正直、このオプションは不要です。

基本サービスだけで、合格できるパッケージだと思います。