1級土木施工管理士の資格取得によって、仕事の幅も広がり給与の大幅UP、出世に影響することもあります。
実地試験では経験記述が必修となり、技術用語の理解や説明力が求められます。
難しいことなんてないですよ!
ある法則を理解するだけで、合格に結びつくことができました。
1級土木施工管理技士 実地試験を1回で合格できた学習法を紹介します。
1級土木施工管理技術技士の資格を取得して変わったこと
1級土木施工管理の資格を取得し、私の生活は以下のように変わりました。
- 会社で職位が上がりました。
- 名刺に資格取得の肩書が追記されました。
- 年間収入がアップして、生活にゆとりができました。
- 土木知識が増えて、顧客や上司からの技術的な信頼性が上がりました。
- 大きな仕事を任されるようになりました。
- 友人や家族にチョットだけ自慢できるようになりました。
平凡だったわたしが、1級土木施工管理技士の資格を取得した事によって、幸せを手に入れる事ができました。
会社によって状況が異なるかもしれませんが、資格を取得すると必ず何かの対価は得られるはずです。
建設業は、体力と頭脳を使うハードな仕事なので、試験勉強する時間を取るのが難しいと思います。
私も、同じように辛い経験しました。
これから紹介する勉強法は、
1級土木施工管理技士試験 実地試験をたった1回の受験で合格するまで、実践したノウハウをご紹介いたします。
1級土木施工管理技士は日本の未来や社会貢献のためにも大変注目される資格だと思います。
実地試験に1回で合格できた経験記述テクニック
10年以上前ですが、
1級土木施工管理技士の取得をした、ベテラン現場管理者です。
試験勉強のことは、今でも覚えていますが、特に実地試験の勉強には苦労しましたね。(汗)
1級土木施工管理技士の2次試験が実地試験です。
実地試験では経験記述が出題され、土木監督者としてふさわしいか、判定される試験でもあります。
国家試験の論文では、採点者に評価されやすい文章の書き方があり、この方法さえ覚えれば、だれでも合格点が取れます。
それでは、1級土木施工管理技士 実地試験について確認してみましょう。
1級土木施工管理技士 実地試験の内容とは!?
1級土木施工管理技士 実地試験では、経験記述と学科記述があります。
経験記述は必須問題であり、学科記述は選択問題となります。
選択問題では、2つに分かれていて5問中3問 選択回答します。
実地試験の内容
経験記述:必修問題
学科記述:選択問題1・2からそれぞれ5問中3問選択します。
実地試験の合格は、時間配分が鍵をにぎる!
実地試験の時間は2時間45分
長いようで、経験記述に集中すると短く感じるかもしれません。
私が試験を受けた時の時間配分は、経験記述を6割(約100分)、学科記述の選択問題を4割(約60分)と設定しました。
実地試験で失敗しがちなのは、経験記述を丁寧に考えてしまう為に、学科記述の解答時間が足りなくなってしまう事です。
解答順序を変えて、学科記述から始める方法もありますので、事前に自分の中で時間配分を設定してみましょう。
実地試験 経験記述の「予想外」に対応できるシンプルな方法!
平成15年から令和1年までの、1級土木施工管理技士 経験記述をまとめてみました。
1級土木施工管理技士 実地試験の合格者の割合は30%程度です。
経験記述では、品質管理と安全管理の題目での出題傾向が多いようですね。
私が実地試験を受験した、平成20年の時の話ですが
経験記述の問題を開くと「仮設工」の出題でした。
「何だ、この問題!?」
実は、まったく予想も用意もしていなかったので、一瞬頭の中が真っ白になりました。
試験会場では、ため息をついた人もおり、眠りについた人もいました(笑)
このような「予想外」の出題に対応できるように、自分の現場経験を整理し、どんな出題でも対応できる準備が必要となります。
デミングサイクル『 P ・ D ・ C ・ A 』 という法則です。
P・D・C・A とは
このように、PDCAに沿って、現場経験を思い浮かべる訓練をしましょう。
次に、私が注目する分野をピックアップしてみました。
近年、自然災害も注目されるキーワードだと思います。
以下のキーワードについてあなたの現場経験から思い浮かべてみて下さい。
- 品質管理
- 安全管理
- 環境保全
- 廃棄物
- 自然災害
これらのキーワードを「PDCA」に沿って、経験した土木工事現場に当てはめて、準備してみましょう。
経験記述の前に事前に用意すること
経験論文を作成するには、事前にあなたが経験した情報(工事名、工期、施工量等)を確認しておく必要があります。
例えば、○○地区 道路改良工事という経験記述を書くとすると
○○地区 道路改良工事の安全管理について・・・・・
どのように
- 工事を計画したのか
- 実施したのか
- 検討したのか
- 処置したのか
環境保全について、どのように
- 工事を計画したのか
- 実施したのか
- 検討したのか
- 処置したのか
このように、経験を整理しておけば「予想外」の問題にも対応できるようになります。
1級土木施工管理技士 実地試験を1回で合格できた経験記述を秘密公開
1級土木施工管理技士 実地試験合格のポイントは、「経験記述」ではないでしょうか。 経験記述は、採点者に伝わる内容で正確に記入しなければなりません。 合格者がコッソリ教えられ ...
1級土木の経験記述に合格できる!最低限守るべき決まり
採点者は、記載された経験を文章で評価する事となります。
経験記述では、施工経験を詳しく伝えて理解してもらえるかが、合格の決め手となります。
採点者は、この道のプロであります。
1人で何十人~何百人?の採点していると、当然読みやすい記述のみ合格を出すでしょう。
実際、あなたが読書していて、読みづらい文章でしたら読む事をやめてしまうのではないでしょうか。
結果の予想はつくと思います。
そこで、国家試験の論文では文章の書き方、スタイルを守る事が重要となります。
文章の作成には次の点に注意して下さい。
- 誤字、脱字は絶対に避け、丁寧な文字を心がける。
- 文章の書き出しは、1字あけ、2字目から書き出す。
- 文章の大きな区分で改行する。
- 文章の終わりには「。」必要な箇所には「,」を付ける。
- 空白を残さず、文字数をオーバーしない。
経験記述を記載する際は、当たり前を守る事が重要となります。
実地試験の経験記述には、必ず技術用語を入れること!
経験記述には、必ず技術用語を入れて下さい。
技術用語を入れなければ、ただの作文になってしまいます。
キーポイントとなる技術用語を最低3コ入れましょう。
『技術用語』といっても難しく考えないで下さい。
例えば
- コンクリート打込みの際、材料分離しにくい縦シュートを用い、打込み高さを1.5m以下とした。
- コンクリート打込み量が多い為、コールドジョイントを防止する為に遅延剤を使用した。
このように、簡単な言葉でもOKです。
さりげなく覚えた技術用語を文章に入れて、採点者にアピールする事がポイントです。
採点者の裏話
経験記述の採点者から聞いたお話です。
当たり前のような経験記述でも、 採点で『×』 にはできない!と言っていました。
例えば、
「第三者災害防止のために誘導員を配置した・・・」という記述をした場合
単純な文章で当たり前だと思いますが、安全対策としては現場に必要な対策です。
このように簡単な言葉でも、現場対応として間違えた対処でなければ採点者は『×』 をつけられないそうです。
合格のポイントは、難しい文章ではなく、採点者が現場状況をイメージできる文章なのかです。
実地試験 経験記述・学科記述対策 技術用語を数字と一緒に覚える方法
1級土木施工管理試験は、技術用語や数字を暗記する事がとても重要です。
私は、物覚えが悪いので、暗記するのに苦労したのですが、
技術用語を数字と関連づけて覚えてみた所、イメージが沸いて暗記もスラスラ進みました。
スラスラ暗記できた方法は、技術用語と数字の表の作成です。
土工、コンクリート、安全管理、廃棄物処理など分野に分けて表を作成してみました。
土工についての技術用語と数字
コンクリートについての技術用語と数字
安全管理についての技術用語と数字
廃棄物処理についての技術用語と数字
表による見える化によって、暗記しやすくなります。
私の場合、エクセルで追加を繰り返しながら技術用語と数字を集めてみました。
自分だけのリストが作成できるが利点です。
苦手箇所を重点に収集すると、より理解が深まるかもしれません。
1級土木施工管理技士 実地試験 経験記述は書き方が重要
1級土木施工管理技術者の実地試験は最後の砦です。
経験記述や学科記述で合格できる、最後の一歩です。
でも、記載してみた経験記述で合格できるのかな・・・・
不安は募るばかりですね。
独学サービス事務局では、経験記述の添削や経験記述を作成してくれるサービスがあります。
独学サポート事務局
独自のテキスト、用語集など実地試験に対応したサービスが受けられます。
作文作成代行や経験記述添削サービスがあるので、経験記述のコツが分かります。
1級土木施工管理技士の経験記述は、書き方にコツがあります。
ただの作文では、経験記述に合格することはできません。
1級土木施工管理技士の経験記述のチェックなら、独学サポート事務局
独学サポートは、経験記述に特化した通信学習です。
プロによる添削のため、本番試験に向けての強みになると思います。
経済不況やコロナ不況がありますが、1級土木施工管理技士は特別な資格だと思います。
1級土木施工管理技士でなければ、仕事ができない物件もあり、将来にわたって重宝される資格です。
1級土木施工管理技士は、転職でも注目される資格だと思います。
だからこそ、効率の良い勉強をオススメします。